子供の成長豆知識

ストレスが子供に及ぼす『15の悪影響』身長が伸びない原因はコレ!?

元気に遊んでいる子供とは無縁そうな「ストレス」ですが、子供にだって学校での友人関係や勉強のプレッシャーなど、それぞれの悩みがあるはずです。

実は、悩みが原因で生まれるストレスは子供の身長に対して悪影響だってことは知っていますか。また、身長以外にも色々な悪影響を及ぼす可能性があります。

そこで今回は子供のストレスについて解説していきます。また、ストレスチェックの仕方や解消法も紹介するので、お子さんはストレスが溜まっていないか確認してあげてください。

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ストレスとは?どのように定義されている?

子供も大人もみんなが口にする”ストレス”ですが、「なにがストレスなのか」「ストレスはどういう意味なのか」など考えてみると意外とわかりませんよね。

ストレスはもともと物理工学で使われていた言葉で、『物体に外側から力を加えたときに、内側から反発するときに生じる物体の歪み』の概念のことを指します。

このストレスが人の心と体の結びつく関係を理解するのにも使えると、ウォルター・キャノンやハンス・セリエという生理学者がストレス論の研究を始めました。

その後、セリエがストレスとは「外部から刺激を受けることによって起こる歪みに対する非特異的反応」だと考え、ストレッサーを「ストレスを引き起こす外部からの刺激」と定義しました。

セリエの考えるストレスとは「ストレス刺激(原因)の種類に関係なく、起こる反応」という意味になります。

しかし、実際にはストレスの原因が違えば、症状も違ってきます。これに対してセリエは「共通するストレス反応があり、それに対してストレス刺激による反応が重なっている」と考えていました。

ストレス反応とその脳内機構によると、共通するストレス反応と、ストレス刺激による反応がどこまで関係しているのか不明で、証明することは困難です。

そのため、「ストレス」という言葉は定義上、あいまいでみんなが納得する定義はいまだ決まっていません。

あいまいながらも、近年ではストレスが世界中で日常会話にも使われ、ストレスとは「外部環境からの刺激によって適応しようとする反応」という意味で使われています。

ストレスの原因となるものを「ストレッサー」といいます。

ストレスの種類とは?良いストレスがある?

「ストレスの種類」と「悪いストレス・良いストレス」を紹介します。

意外と多いストレスの種類

ストレスの種類は以下になります。

  • 心理的ストレス(人間関係や職場・学校でのトラブルなど)
  • 化学的ストレス(アスベストや環境ホルモンなど)
  • 生物的ストレス(病原菌や花粉など)
  • 物理的ストレス(騒音や寒冷など)

ストレスと聞くと人間関係などの「心理的ストレス」のイメージですが、実はこれだけの種類があるのです。

騒音の「物理的ストレス」はたまに問題になっていますよね。このようにストレスにはたくさんの種類があります。つまり、それだけ原因となるものが多いので注意しましょう。

悪いストレス・良いストレス

ストレスというと「悪いもの」「心の病気」「うつの原因」などマイナスイメージをもつのがほとんどだと思います。

しかし、実はストレスには「悪いストレス」以外にも「良いストレス」があるのです。

悪いストレスの例は以下になります

  • 厳寒・酷暑
  • 睡眠不足
  • 過食・拒食
  • 失敗

良いストレスの例は以下になります。

  • 入浴・シャワー
  • 熟睡・快眠
  • バランスの良い食事
  • 成功

2つを見比べてもらうとわかるとおり、極端に偏ってしまうと悪いストレスになってしまう傾向があるのです。

また「運動」や勉強はどちらにもなりえるストレスだといえます。適度な運動はリフレッシュにもなりますが、限度を超えると体を壊してしまいます。

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勉強も適度にすれば問題ありませんが勉強をしすぎると悪いストレスになるかもしれません。また、テストでよい点が取れればいいのですが、取れなくてうつになる可能性もあります。

運動や食事、睡眠は身長を伸ばすためには欠かせません。しかし、運動量を増やす、食事量を増やすなど極端にやりすぎると反対にストレスになってしまいます。

バランスを見極めて、ストレスにならないように調整してあげましょう。

子供のストレスの原因(ストレッサー)はどこにある?

子供のストレスの原因は大人と同じように人それぞれです。そのため「ストレスの原因はこれ!」といえるものがありません。

学校でのイジメや、心のない言葉がストレスの原因にもなりますし、学校ではなくスポーツクラブや塾での先生から叱られることがストレスにもなりえます。

学校やスポーツクラブなどの外の環境だけではなく、家のことがストレスの原因にもなっている可能性があります。

塾や学校でのテストのことや、スポーツのことで過度な期待を寄せていると子供にとってはそれがプレッシャーとなり、ストレスになっているかもしれません。

それ以外にも夫婦喧嘩を子供の前でやってしまったりすると、ストレスになってしまいます。

ストレスの原因を挙げるとキリがありません。お子さんを観察しつつ、コミュニケーションをとって原因を探しましょう。

ストレスによって身長が伸びない理由

ストレスが溜まると、なぜ身長が伸びないのかというと「成長ホルモンの分泌量が減ってしまう」からです。

人間は成長ホルモンが分泌されることによって、身長が伸びていきます。しかし、成長ホルモンはストレスや運動、睡眠、栄養が不足すると分泌量が減ってしまうのです。

成長ホルモンが分泌されなければ運動や睡眠、栄養にどれだけ気を使っても無駄です。子供のときにストレスが溜まり、精神状態が不安定になると、体が無意識に早く大人になって耐えれるようになろうとします。

早く大人になろうとした結果、本来よりも早く思春期を迎えてしまいます。思春期は早く迎えれば、早く思春期は終わってしまうので注意が必要です。

つまり、思春期が早く終わってしまうと、身長が十分に伸びきる前に終わってしまいます。

子供に現れやすいストレス症状

ストレスを溜め込んでしまうと、身長が伸びないだけでなく他にも症状がでてきます。症状がいくつか当てはまるとストレスがたくさん溜まっているかもしれません。

お子さんの普段の行動を思い出しながらチェックしていってください。症状については文部科学省第三部「危機発生時における健康観察の進め方」を参考にしています。

体のストレス症状

ストレスを溜め込んでしまうと以下の症状が出てきます。

  • 食欲が無くなる(拒食)、食べ過ぎる(過食)といった食欲に異常がでる
  • 眠れず、睡眠不足になる
  • 吐き気もしくは嘔吐が続く
  • 下痢もしくは便秘が続く
  • 頭痛に悩まされる
  • トイレに行く回数が増える
  • 常にだるそうにしている

いずれかの症状が当てはまると注意したほうがいいかもしれません。ただ、症状が1つだけの場合は、それとなく聞いてみてはいかがでしょうか。

直接「ストレスが溜まってるんじゃないの?」と聞くと、子供は親に心配をかけないように「ストレスなんかないよ」と嘘をつくものです。それが余計にストレスになることもあるので気をつけましょう。

心のストレス症状

  • 精神が幼くなる(幼児返り)
  • 落ち着きがなくなる(ずっと喋る・じっとしていられない)
  • イライラしてすぐに怒る、もしくはビクビクして怯えている
  • 攻撃的になる(乱暴になる)
  • 元気がなく、ぼんやり集中が続かない
  • 孤立している、もしくは閉じこもっている
  • 笑顔や悲しい顔などがなく、無表情

体のストレス症状に比べて、心のストレス症状は自分の子供でも正直気づきにくいものです。

たとえば「落ち着きがなくなる」も、ただ元気なだけかもしれません。「ビクビクしている」も性格かもしれません。

ただ、普段のお子さんの行動に違和感をもったら、注意してください。こちらも体のストレスと同様に直接聞くのは避けましょう。

ストレスを解消するためには

ストレスの原因となっているものがわかれば、それを避けるのが一番効果的です。しかし、原因と考えられるものが多すぎてわかりづらく避けづらいでしょう。

また、学校やスポーツクラブ、塾などに原因があって避けることができない場合もあります。そのような状況でもストレスを解消する方法を「大阪府こころの健康総合センター」に参考に紹介します。

  • 豊かな人間関係を作る
  • 生活習慣を整える
  • 性格を見つめなおす
  • リラックスできる環境を作る
  • おしゃべりをする
  • 趣味を見つける
  • 運動をする
  • 忘れてしまう

豊かな人間関係を作る

どんなストレスがあっても、支えになってくれる家族や友人がいれば落ち込むことはありません。

お子さんと気軽に相談ができるような関係になれるように築いていきましょう。もし、どうしても難しいなら、専門の機関に相談しましょう。

子供のことが心配で親がストレスを溜め込んでしまってはいけません。子供はそういうことに敏感です。親子で相談しに行ってみるといいでしょう。

生活習慣を整える

体調が悪くなると心まで弱くなるものです。しっかりと生活習慣を整えて強い体作りを行いましょう。

生活習慣を整える方法は以下の5つになります。

  1. 睡眠時間を多く取る
  2. 太らないようにする
  3. 週に1回は運動をする
  4. 朝昼夕、毎日3食食べる
  5. 間食をできるかぎりしない

上記を守ればストレス耐性が高く、健康な体になっていくでしょう。そうすれば、身長も伸びやすい体になっていくはずです。

性格を見つめなおす

子供も大人も性格は人それぞれです。ストレスに対して強いポジティブな人もいれば、ストレスに弱いネガティブな人もいます。

とくに真面目で、几帳面、頼まれると嫌とは言えない人はストレスに弱い性格です。大変なときでも、誰にも相談せず「~しなくちゃ」「~はするべきだ」と自分を追い込んでしまいがちです。

お子さんの性格がストレスに弱いなら、適度なところで「頑張っているね」「すごいね」など褒めてあげましょう。

褒めすぎは甘やかしてしまうので注意してください。

リラックスできる環境を作ってあげる

お子さんにリラックスできる環境を作ってあげましょう。そうすることで、脳を休ませることができ、リラックスすることができます。

リラックス方法は人それぞれですが、よく眠ったり、ぼーっと過ごしたりすることなどがおすすめです。

おしゃべりをする

学校やスポーツクラブなど外で起きた良いことや悪いことはおしゃべりをして、すべて吐き出せるようにしてあげましょう。

おしゃべりをするときは「学校どうだった?」と漠然とした質問ではなく、「今日は何して遊んだの?」とか「どんな勉強をしたの?」など詳しく質問しましょう。

そうすることでコミュニケーションがとれるはずです。おしゃべりをして、スッキリさせてあげましょう。

趣味を見つける

没頭できるような趣味を見つけてあげましょう。没頭することで嫌なことなどすべて忘れて趣味に集中することができます。

お子さんだけの趣味だと続くかわからない方は、親子でできる趣味がおすすめです。そうすれば、おしゃべりもできて一石二鳥です。

運動をする

生活習慣を整えるにもありますが、週に1回でも運動をすればリフレッシュにもなります。運動は身長を伸ばすことでも大事なので、運動をおすすめします。

週に1回親子で散歩に出かけたりするのもいいでしょう。

忘れてしまう

一番難しいと思いますが「忘れてしまう」のが一番です。寝て忘れたり、気分転換に旅行へ行って忘れてしまいましょう。

ストレスで身も心もボロボロになってしまう前に家族全員で旅行に行って忘れてしまいましょう。

まとめ

ストレスにはたくさんの種類があり、たくさんの原因があります。そのまま、ストレスを放っておくと身長が伸びないどころか、体調を崩してしまうかもしれません。

身長を伸ばすためには「運動・食事・睡眠」の3つも大切ですがストレスを溜め込まないようにすることも大切です。

「運動・食事・睡眠」の3つの生活習慣を改善しつつストレス解消してあげると、お子さんもきっとスクスク健康的に成長するはずです。

一つ一つ焦らずゆっくりと改善していきましょう。