子供の身長がなかなか伸びないということで悩んでいる親御さんはたくさんいらっしゃると思います。子供の身長を伸ばす為にはしっかりとバランスの取れた食事をしたり、きちんと睡眠をとったりするという基本的な事が重要です。
しかし、きっとこれから伸びるんだろうけど心配だという親御さんもいます。そんな時に、今は子供の身長がどれくらい伸びるのか、さらに子供の身長を伸ばす為に必要な情報を得ることができるアプリがあります。
子供の身長に関するアプリにはいろいろな種類があって、単に画像を補正するだけのものもあれば、写真の画像から身長を計算できるアプリなどがあります。そこでこちらでは子供の身長に関するアプリを6つピックアップしてご紹介したいと思います。
今すぐ試してみたい!身長に関するアプリ4選
子供の身長に関するアプリの中で、まず始めにご紹介するのは4つのアプリになります。
- spring(スプリング)
- 次にあの人何cm?
- 身長チェッカー
- 身長診断アプリ
はじめの3つのアプリは、主にスマホで子供の写真を撮影してから利用するタイプのアプリになります。そして最後の身長診断アプリは写真は利用せず、子供の身長などの情報を直接入力して使っていくタイプのアプリです。
それぞれのアプリは、利用するシーンや使い方などが異なりますので、ここからは一つ一つのアプリの特徴であったり、実際の使い方をみていきたいと思います。
「spring(スプリング)」
spring(スプリング)は、韓国産のアプリで簡単に写真に写った自分の身長を伸ばすことができる機能を持っています。
spring(スプリング)を使うにはまずアプリをダウンロードしたら、身長を伸ばしたい人の写真を撮影します。次に、spring(スプリング)のアプリを起動したら、あらかじめ撮影してある写真を選択します。
すると、写真に3つのラインが表示されて、ラインの横にマークがあるのでそのマークに触れたまま上下に動かします。
3本のラインの位置調整が完了したら、次はアプリ画面の下にあるスプリングのマークをクリックします。すると先ほどまでの3本のラインが消えてマークが一つになるので、このマークを上下に移動させることで、写真の人物の身長が伸びます。
実際にやってみるとわかりますが、spring(スプリング)で写真を引き伸ばすことで、実物のスタイルよりも長身になりスタイルの良い写真が出来上がります。
やりすぎると不自然な体形に
spring(スプリング)は、撮影した写真を簡単に自然な形で引き伸ばすことで、本来のスタイルよりも良いスタイルの写真に加工することができるアプリです。
spring(スプリング)を使うとただ縦長に画像が引き伸ばされた感じではなく、身長が高くなりスリムになった印象の画像を作成することができます。
ですから、spring(スプリング)で写真を加工する際にはあまり極端に加工しすぎないようにすることがポイントです。
また、spring(スプリング)で加工した写真を会ったことのない相手などに送ってしまうと、後で実際に対面した際に写真とのギャップに驚かれることもありますので、利用するシーンには気を付けたほうが良いでしょう。
「あの人何cm?」とは
iPhoneやiPad用のアプリとしてリリースされている「あの人何cm?」というアプリは、その名の通り気になる相手の身長を測ることができるアプリです。
「あの人何cm?」を使うには、まずアプリをダウンロードしたら、身長を測りたい相手が映っている写真を撮影します。写真を撮影する際に気を付けなければならないのは、身長を測りたい相手と一緒に何か基準となるものを一緒に撮影することです。
写真を撮影したら、「あの人何cm?」を起動して先ほどの写真を選択します。次に一緒に写っている長さや身長がわかるものや人に赤い基準線を引いてその長さを入力します。
次に、長さや身長を測りたい対象へ青い対象線を引いていきます。すると、赤い線の長さから青い線の長さを割り出してくれるのです。
「身長チェッカー」
「身長チェッカー」は、Google Playストアで販売されている、android端末向けのアプリです。「身長チェッカー」は先にご紹介した「あの人何cm?」に似ている機能を持つアプリです。
「身長チェッカー」のアプリをダウンロードしたら、まずは身長を測りたい人を撮影します。
写真を撮影したら「身長チェッカー」のアプリでその写真を開いて、先に身長がわかっている人の身長に合わせて上下の赤いラインを合わせます。ラインを合わせたらその人の身長を入力します。
次に、身長を測りたい相手の方の上下に青いラインを合わせます。すると、赤いラインの方の身長から青いラインの方の身長を推測して数字を出してくれます。
「身長チェッカー」で身長を算出したい場合は、身長がわかっている相手と並んで撮影した写真が必要になります。
「身長診断アプリ」
「身長診断アプリ」は、子供の成長を管理するアプリとしてとても人気があります。「身長診断アプリ」が人気の理由は、子供の身長や成長に関する3つの機能が備わっているからです。
まず一つ目は身長計測器機能です。この機能では子供の年齢と身長、性別などを入力すると、同年齢の子供の平均身長を確認することができます。そして、子供の成長に関するアドバイス情報を得ることもできます。
次に最終身長予測機能です。この機能は、父親と母親の身長と子供の性別を入力することで、子供が最終的に身長が何センチくらいまで伸びるかの予測数値を表示することができるアプリです。
そして最後が身長用語辞典です。この身長用語辞典には子供の成長や身長を伸ばすのに重要な栄養素や専門用語について詳しい情報が記載されています。
子供の成長度合がすぐわかる!成長に関するアプリ2選
ここまでは、主に写真を利用したアプリを紹介してきました。
ここからさらにご紹介する2つのアプリは、子供の成長記録をつけることができるアプリです。子供の成長記録をつけていくことで、今どのくらい成長しているのか、順調に成長しているのかなどを把握することができます。
子供の成長具合を把握することで、成長に問題がないかなどを発見することもできます。
「すくすく成長曲線」
「すくすく成長曲線」はiPhoneやiPadなどのiOS、そしてandroid端末の両方に対応しているアプリです。使い方は簡単で、「すくすく成長曲線」のアプリ内で子供の身長と体重、そして測った日付を入力していくものになります。
定期的に測った子供の身長と体重を「すくすく成長曲線」に記録していくことで、子供の成長具合が成長曲線になって表示されるので、把握しやすくなっています。
そして、「すくすく成長曲線」は記録されている子供の身長と体重の成長度合いを「SDスコア」という数値にして表してくれまますので、よりわかりやすく子供の成長を理解することができるのです。
成長曲線ってなに?
「すくすく成長曲線」に子供の身長と体重を記録すると表示される成長曲線とは、日本小児科分泌学会で作成されている子供の成長に関するデータをもとにした曲線になります。
この成長曲線は子供の成長度合いの目安となるもので、入力していった子供の身長や体重の増え方が基準となっている成長曲線の範囲内に収まっているかどうかで、子供が平均的な成長をしているかどうかを判断することができます。
基本的に子供は身長も体重も年齢を重ねるごとに徐々に増えていきますので、記録していった身長や体重のグラフは右肩上がりでゆっくりと曲線を描いていく事になります。
子供の身長や体重が増えるタイミングはそれぞれ違っていますので、今は平均的な成長曲線から大きく外れていたとしても、数か月後に急に成長が早まっていき、平均値に追いついたりすることもありますので、経過観察が重要になります。
成長曲線で注意すべき「低身長」は-2SD以下
子供の身長の伸び具合を見ていく際に、中には子供の身長がなかなか伸びず、周りのお友達と比べても身長が低いことで心配される親御さんもいらっしゃいます。
しかし、平均値よりも身長が低いからと言ってすぐになにか病気であったり、生活習慣などに問題があるのではないかと考える必要はありません。
子供の成長曲線が-2SDを大きく下回る場合には、もしかしたら身長が伸びなかったり成長が周りの子供と比べて遅いのは、何らかの原因があるかもしれないのです。
子供の身長が伸びない原因は様々ですが、成長ホルモンなどの病気の場合もあれば、単に毎日の食事の栄養バランスが悪かったり、睡眠時間が不足しているということもあるので、日々の生活を見直すことも重要です。
-2SDを大幅に下回らなければ問題ない
子供の成長を記録していっている中で、もしも成長曲線が「-2SD」を大きく下回っていることが続くようであれば、ただ周りの子供より成長する時期がずれているのではなく、成長が遅い事に別の原因がある可能性があります。
しかし、「-2SD」を大きく下回ることがないのであれば、それほど心配をする必要はありません。子供の成長はきちんとした食事をとって、しっかり睡眠をとっていても個人差が出るものです。
また、身長に関しては両親からの遺伝の影響もありますので、両親の身長が小さければ子供の身長も最終的にはそれほど大きくならない可能性もあります。
子供の成長が遅いからと言って親御さんがあまり心配しすぎてしまうと、子供本人も不安になってしまうので過剰な心配は避けましょう。
もし低身長症の疑いがある場合は医師の診断をあおごう
子供の身長の記録をつけていて、成長曲線が-2SDを大きく下回っているようであれば、小児科で医師の診断をあおぐ事もおすすめです。
子供の成長具合は個人差や時期がありますが、-2SDを大きく下回っている場合には低身長症という可能性もあるからです。
子供の低身長症にはいろいろなパターンがありますが、よくあるパターンとしては早産で生まれてきて、生まれつき体が小さいパターンです。
「すくすく成長曲線」
子供の身長は個人差がありますので、必ずしもみんな同じ身長になるわけではありません。ですから身長の高さよりも重要となるのは、きちんと身長が伸びているかという点です。
これを把握する為には、定期的に子供の身長を記録しておく必要があります。そこで便利なのは「すくすく成長曲線」のアプリです。
「すくすく成長曲線」の「SDスコア」は、記録している子供の身長の伸び具合が、平均的な身長の伸びから大きく離れていないかというものを数値化したものです。
つまり、子供の身長を「すくすく成長曲線」に記録していく中で、「SDスコア」によって平均的な伸びから離れているとわかれば、低身長症などに気が付くことができるのです。
「かんたん育児記録(育ログ WM)」
「かんたん育児記録(育ログ WM)」は育児の記録をかんたんにつけていく事ができるアプリです。「かんたん育児記録(育ログ WM)」はiPhoneやiPad向けのiOSからandroidまで利用できるアプリがあります。
「かんたん育児記録(育ログ WM)」は育児で忙しい方でも手軽に育児記録ができるように、例えば母乳を与えた時間や寝た時間、ミルクを与えた時間などをシール形式で記録できるようになっており、入力に手間がかかりません。
また、シールで記録した育児記録は、自動的にグラフで表示されますので、日々の成長具合を一目でわかりやすく把握することもできます。
アプリで子供の身長や成長を記録しよう
子供の成長は、子供が小さい時期であればあるほどあっという間に進んでいきます。こうした子供の成長は日々きちんと記録しておいた方が、後で見返す時にとても楽です。
しかし、育児は思った以上に毎日大変ですので、なかなかゆっくりと子供の成長記録をノートなどに書き留めたりする時間がないという方も多いでしょう。
そういう場合には、これまでにご紹介したような子供の成長記録を行うことができるアプリの利用がおすすめです。
アプリならあらかじめ入力する項目などが定まっていますので、アプリに従って必要項目を入力したり選択するだけで済みます。また、入力したデータはグラフなどで見やすく管理することもアプリなら簡単です。
まとめ
子供の成長に関するアプリをご紹介しました。写真で身長を把握したりすることができる簡易的なアプリから、成長記録をつけることができるアプリまでいろいろありますが、中でも子供の成長を記録していく事ができるアプリは非常に便利です。
まず子供が生まれて間もない方は、「かんたん育児記録(育ログ WM)」を使って毎日の育児記録をつけてみましょう。
「かんたん育児記録(育ログ WM)」ならシールを使って手間をかけることなく育児記録を毎日つけることができます。健診の時に医師へ状況を伝えるのにも便利なアプリです。
身長診断アプリやすくすく成長曲線がおすすめ
子供がある程度成長してきたら、今度は「身長診断アプリ」を使って子供の身長がどのように伸びているのかを記録するのも良いです。このアプリなら、子供の身長の伸びに関する必要な情報なども同時に得ることができます。
また、「すくすく成長曲線」なら子供の成長を記録しながら、同時に身長の伸びが平均的なのかどうかを把握するのにも活用できます。
中には身長がなかなか伸びず、それが低身長症など病気が原因の場合もあります。こうした子供の異常に気が付く為には、定期的な成長記録をつけると同時に、平均との比較をしていく事も重要となります。