いきなりですが、成長途中の子供がいる親御さんに質問があります。
「あなたはどのような基準で身長サプリを選びますか?」
- ランキングが1位だから
- 口コミで人気だから
- 価格が安いから
様々な理由があるでしょう。
身長サプリは数多くの種類が販売されています。その中からわが子にぴったり合ったものを探すのは大変です。良さそうな身長サプリを見つけても、何を基準に選べばいいのかわからないですよね。そこで頼りになるのがネットの情報です。
しかしながら、サプリメントの知識が全くない素人が考えた誤った情報も見受けられるので、当サイトをご覧頂き、身長サプリの正しい選び方を理解して頂ければと思います。
サプリメントの専門家がおすすめする”身長サプリの正しい選び方”をここで解説します。
サプリ専門家推奨!身長サプリを選ぶ4つのポイント
当サイトは日本ニュートリション協会認定のサプリメントアドバイザー、いわゆるサプリの専門家が監修しています。
サプリ専門家が身長サプリを選ぶ上で、これだけは外せない「4つのポイント」を解説します。
- 安全性
- 飲みやすさ
- 価格
- 口コミ・評判
以下、順を追って解説していきます。
1.製品の安全性(原材料・成分・添加物)
どのような成分を配合しているのか、これは非常に重要な項目です。
中には粗悪な身長サプリも販売されています。例えば、栄養素がほとんど入っていないもの、または極端に内容量が少ないものなど、とても子供に与える内容ではないものまで存在します。
それを見極めるためには身長サプリの原材料や成分表示をしっかり確認して、中身をチェックしなくてはいけません。そこで重要なのは以下のポイントです。
- 原材料・成分・添加物の安全性
- 販売会社が取り組む製造の安全性
原材料・成分・添加物の安全性
身長サプリは子供に与えるものなので少しでも安全性が高いものを選びたいはずです。
- 原材料・成分
- 添加物
特に「添加物」に関して気になる方は多いと思います。無添加のものが安全といった風潮があるため、添加物が入っていないものを選ぼうとされる方が多いです。
ただ、添加物は医薬品などにも使用されていて、その安全性は国も認めています。
製剤に含まれる有効成分以外の物質。製剤化を容易にする、品質の安定化を図る、有用性を高めるなどの目的で、ほとんどすべての医薬品に添加されている。用途により、賦
形剤、安定剤、保存剤、緩衝剤、矯味剤、懸濁化剤、乳化剤、着香剤、溶解補助剤、着色剤、粘稠剤などと呼ばれる。
医薬品の添加物について日本ジェネリック協会もこのように発表しています。
ただ、添加物の中には子供の成長上、あまり好ましくない”危険性が示唆されたもの”が存在します。
危険性のある添加物とは?
安全性の高い添加物もあるのは事実ですが、一方で子供の成長には全く良い影響を及ぼさないものが存在します。それが、
- 香料
- 着色料
- 人口甘味料
全てが危険なわけではありません。ただし、一部の添加物はどのような影響を及ぼすかわからないものも存在します。
身長サプリは”毎日飲む”サプリメントです。日々蓄積された香料や着色料、人口甘味料がどのような影響を及ぼすかは解明されていないのが現状です。
子供の成長に必要な栄養素が過不足なく摂れるのが最も優れた身長サプリです。これは疑いようがありません。
つまり、栄養素が全く得られない香料は着色料、人口甘味料は避けるべき添加物です。
これらを踏まえ、当サイトでは子供の成長に悪影響を与えかねない原材料・成分が使用されていないか、以下の情報源を使って調べています。
サプリメントに使用されている素材・成分に関して最も権威があり、信頼のおける世界的情報源の一つがナチュラルメディシン・データベースです。
日本の(独)国立健康・栄養研究所がホームページ上で提供する「『健康食品』の有効性・安全性情報データベース」の底本ともなっている。
厚生労働省の情報もこれを参考にしたものが数多くあります。当サイトでは厚生労働省の情報も踏まえつつ、ナチュラルメディシン・データベースを指標にして安全性を判断しています。
子供の成長に必要な栄養成分は配合されているか?
身長サプリの本来の目的は、成長期に不足する栄養素を補うことです。
「身長サプリのおきて誕生秘話!想いとポリシーについて」でも解説していますが、身長サプリという言葉は造語です。
この世に身長を伸ばすサプリメントは存在しません。
- アルギニンで身長が伸びる
- ボーンペップが身長促進する
- スピルリナは身長に効果ある
このような内容は全くもって科学的根拠がない情報です。
では、身長サプリを購入する意味はあるのか?
子供が最も成長する成長期(第二次性徴)の時期や、成長スパート期(1年間で最も身長が伸びる時期)は必ずといっていいほど栄養不足に陥ります。
この栄養不足を解消するために飲むのが身長サプリの役割です。
では次に、最も栄養素が必要となる成長期とはいつなのでしょうか。
成長期の時期は人それぞれ違います。それぞれの研究機関も諸説あり、具体的な年齢を示しているところは少ないのが現状です。
機関 | 男子 | 女子 |
---|---|---|
日本スポーツ振興センター | 11歳 | 9歳 |
日本産婦人学会 | 8~9歳 | 8~9歳 |
厚生労働省e-ヘルスネット | 10歳 | 10歳 |
男女によって違いもあるので一概に言えない部分ですが、成長期のデータを詳しく研究している「日本スポーツ振興センター」の情報を優先すべきだと判断しました。
よって男子で11歳、女子で9歳が成長期の始まりです。
ではこの時期の成長に必要な栄養素とは一体何があるのでしょうか。
低身長治療専門医が提唱する成長(身長)に必要な4つの栄養素
低身長の子供を専門で診る低身長外来専門の医師によると、成長や身長を伸ばすために特に重要な栄養素は「4つ」あるとのこと。
- たんぱく質
- カルシウム
- マグネシウム
- 亜鉛
特にこの中で成長期に不足する栄養素は「カルシウム」「マグネシウム」です。
実際にどれほど不足するのでしょうか。まずはカルシウムをチェックしてみましょう。
カルシウム
厚生省の推奨量 | 平均摂取量 | 過不足 | |
---|---|---|---|
0~5ヶ月 | 男:200mg | 男:- | 男:データなし |
女:200mg | 女:- | 女:データなし | |
6~11ヶ月 | 男:250mg | 男:- | 男:データなし |
女:250mg | 女:- | 女:データなし | |
1~2歳 | 男:450mg | 男:421mg | 男:なし |
女:400mg | 女:398mg | 女:なし | |
3~5歳 | 男:600mg | 男:421mg | 男:179mg |
女:550mg | 女:398mg | 女:152mg | |
6~7歳 | 男:600mg | 男:678mg | 男:なし |
女:550mg | 女:610mg | 女:60mg | |
8~9歳 | 男:650mg | 男:678mg | 男:なし |
女:750mg | 女:610mg | 女:140mg | |
10~11歳 | 男:700mg | 男:678mg | 男:22mg |
女:750mg | 女:610mg | 女:140mg | |
12~14歳 | 男:1000mg | 男:678mg | 男:322mg |
女:800mg | 女:610mg | 女:190mg | |
15~17歳 | 男:800mg | 男:508mg | 男:292mg |
女:650mg | 女:610mg | 女:40mg |
マグネシウム
厚生省の推奨量 | 平均摂取量 | 過不足 | |
---|---|---|---|
0~5ヶ月 | 男:- | 男:- | 男:データなし |
女:- | 女:- | 女:データなし | |
6~11ヶ月 | 男:- | 男:- | 男:データなし |
女:- | 女:- | 女:データなし | |
1~2歳 | 男:70mg | 男:148mg | 男:なし |
女:70mg | 女:146mg | 女:なし | |
3~5歳 | 男:100mg | 男:148mg | 男:なし |
女:100mg | 女:146mg | 女:なし | |
6~7歳 | 男:130mg | 男:232mg | 男:なし |
女:130mg | 女:209mg | 女:なし | |
8~9歳 | 男:170mg | 男:232mg | 男:なし |
女:160mg | 女:209mg | 女:なし | |
10~11歳 | 男:210mg | 男:232mg | 男:なし |
女:220mg | 女:209mg | 女:11mg | |
12~14歳 | 男:290mg | 男:232mg | 男:58mg |
女:290mg | 女:209mg | 女:81mg | |
15~17歳 | 男:360mg | 男:242mg | 男:118mg |
女:310mg | 女:189mg | 女:121mg |
カルシウムに関しては8歳以降、マグネシウムに関しては10歳以降に不足しているのがわかります。
特にカルシウムの不足は問題視されていて、
丈夫な骨や歯をつくるためには、バランスのよい食事と運動が大切ですが、特にカルシウムはしっかりとりたい栄養素です。また、カルシウムは強い歯や骨をつくるだけでなく、筋肉の収縮や神経を安定させる作用もあります。子どもが心身ともに健康に育つために、日ごろからカルシウムを充分に摂取することを意識しましょう。
農林水産省もカルシウムのみのページを作成し、摂取の重要性を発表しています。
そんなカルシウムをたくさん摂れる食品には以下があります。みなさんもご存知の食品です。
(出典:農林水産省「みんなの食育」)
牛乳などの乳製品や海藻などから簡単に摂取できそうなカルシウムですが、実は簡単に吸収が阻害されていまいます。なぜなら「リン」によって吸収を阻害されるからです。
例えば、肉類やインスタント食品にはリンが多く含まれますが、リンを過剰に摂取するとカルシウムの吸収が阻害されます。
つまり、カルシウムだけだといくら摂取しても吸収を阻害されてしまい、厚生労働省が推奨する摂取量を満たせません。そこで重要になるのがその他の栄養素です。
特にマグネシウムはカルシウムの吸収に大きく関係しています。
マグネシウムは、幅広い細胞反応に必須なミネラルであり、生体において300種以上の酵素反応に関与している。また、カルシウムと共に骨の健康に必要なミネラルでもあり、カルシウムの作用と密接に関与している。
このマグネシウムに関しても10歳以降は不足します。また、マグネシウム以外にもカルシウムの吸収に必要な栄養素があります。それは「ビタミンD」です。
ビタミンDが不足すると、カルシウムの吸収低下や骨代謝異常を引き起こします。代表的な症状として、子供ではくる病、大人では骨軟化症が起こることが知られています (11) (17) 。
ビタミンDは平均摂取量が推奨量を超えているので、そこまで意識して摂るべき栄養素ではありません。
また、身長を伸ばすのに必要な栄養素の一つ「亜鉛」もその一つです。
また、ある国で徴兵検査の際に、身長が高い人と低い人で体内の亜鉛の量を調べてみた結果、身長の高い人の方が亜鉛の量が多いことがわかりました。亜鉛は、ホルモンなどの原料になる蛋白質や遺伝子をつくる酵素に含まれています。また、骨の成長に直接関与しています。
このように身長と関係しているのがわかります。ただ、平均摂取量は十分満たせているので、そこまで問題ではありません。
カルシウムとマグネシウムは必須です。では、摂取量が満たせている亜鉛、ビタミンDは必要でないのか。これは当サイトの独自の考えですが、必要だと判断します。少し難しいですが、国民の平均摂取量(1日)に摂れる量を判断して各サプリの配合量を決めています。ただ、平均摂取量はあくまで”平均”です。好き嫌いが多く、偏食ぎみで平均に達していないお子さんを考えると、少量でも配合されてれば、それだけで安心材料になりえます。
身長外来専門医が提唱する「たんぱく質」は身長サプリに必要か?
戦後、日本人の平均身長がどんどん伸びたのはたんぱく質のおかげといっても過言ではありません。
食が欧米化することによってたんぱく質の摂取が増加し、それに伴って日本人の平均身長は伸びました。
(出典:文部科学省「調査結果の概要」)
では身長サプリにたんぱく質は必要なのか。これは配合があれば加点する採点方式を摂っています。ただし、配合量が適切で多すぎない場合に限ります。
実際にたんぱく質の摂取の重要性を促している専門家の方の意見もこのように書かれています。
タンパク質は、身長を伸ばすうえで最も大切な栄養素ですが、必要以上に大量に摂取するのは良くありません。
なぜなら、たんぱく質の過剰摂取は肥満を招く可能性があるからです。肥満は身長促進を阻害する原因になります。
たんぱく質1gの中に含まれるエネルギー量は4カロリーです。このエネルギー(kcal)を摂りすぎることによって肥満の原因になります。
例えば、エネルギーのとり過ぎによって肥満が生じ、肥満は高脂血症、高血圧、糖尿病、痛風、脂肪肝、関節痛を引起こし、さらに高脂血症、高血圧、糖尿病、痛風は動脈硬化の誘因となり、動脈硬化は狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、腎臓病などの要因となります。
ただ、身長を伸ばすために重要なのはたんぱく質です。ですので、摂取量が問題になります。
厚生労働省の調査では1歳から18歳までのたんぱく質の不足分はありません。ただし、エネルギー量は若干不足しがちです。
少量のたんぱく質配合は問題ではなく、むしろ身長の伸びに期待できます。
いわゆるスポーツをやっているお子さんが飲むプロテインはたんぱく質の量が多量です。一回の摂取でご飯数十杯分だといわれるほどです。
成長や身長を促進するために毎日プロテインを飲むのは推奨できません。また、骨が伸びるたんぱく質だけでなく、骨を強くするカルシウムが含まれていないと意味がありません。
冒頭でも説明しましたが、身長サプリは”成長期に不足する栄養素を補うためのもの”です。
最も意識すべきは「カルシウム」と「マグネシウム」です。
なお、体内への吸収率をあげ、効率的に働かすためにその他の栄養素も必要です。そこで当サイトでは以下の栄養素の過不足がないかチェックしています。
- カルシウム
- マグネシウム
- 亜鉛(配合の有無)
- ビタミンD(配合の有無)
- タンパク質(配合の有無)
亜鉛、ビタミンD、タンパク質に関しては少量でも配合が確認できればプラス評価しています。
カルシウムの過剰摂取の注意点
カルシウムは栄養機能食品として表示許可が許されています。18歳以下に耐用上限量に設定はないですが、18歳以上で1日2,300mgが設定されています。
2,300mgとはどのくらいなのか、以下を見てください。
1日1パック(1,000ml)の牛乳を摂取しても、カルシウム摂取量は1,135mgで上限量の1日2,300mgの半分弱です。現在の日本人の1日当たりの平均カルシウム摂取量は546mg(平成14年度)程度であることを考慮に入れると、通常の食事ではカルシウムの過剰摂取になることはまずないでしょう。
1日2パックの牛乳を飲んでもまだ上限量に達しません。
しかし、身長サプリを含め健康食品は吸収率が良い食品です。カルシウムを大量に摂取することも可能です。
わが国の上限量(【資料】参照)の1日2,300mg(18歳以上)を継続的に摂取しても、便秘症になる程度で、尿路結石の可能性はありますが、むしろ重篤な腎臓結石の発症リスクを低下させるという報告もあります。
たとえ過剰摂取したとしてもそこまで身体に問題はありません。
18歳以下に上限量が設定されていないのも、過剰摂取を気にするより不足を気にするべきだという意味合いが強いと思われます。
最も不足する年齢は12歳以上で322mgです。これを満たす摂取量を補給すれば問題ありませんし、大量にカルシウムを配合した身長サプリはありません。
しかし、一点だけ注意があります。
カルシウムは、1回に500mgを超えない量で摂取した時に最も多く吸収されます。このため、例えば1日当たり1,000mgのカルシウムをサプリメントから摂取する場合には、サプリメントを1度に服用するのではなく何回かに分けて服用する必要があります。
つまり、1回500mgを超えない量で摂取した場合が最も吸収され、それ以上だと意味がないと書かれています。例え、1000mg、10000mg配合されていても吸収できません。
稀においしいからといって身長サプリの目安量を守らずに飲む方や、成長に良いからと販売サイトの目安を無視して飲ます親御さんがいます。
上記のように、吸収することなく排出され、過剰摂取による問題も出てきます。また他の栄養素の過剰摂取も考えられます。
必ず用量用法を守って、目安量を毎日継続して飲むようにしましょう。
製造の安全性
製造の安全性は身長サプリの品質を評価する上で重要です。サプリメントは常に一定の品質を保ったものを製造しなくてはいけません。当たり前のように感じますが、これが出来ていない製品も存在します。
そのため厚生労働省は「GMP」という品質基準を設けています。GMPは「Good Manufacturing Practice」と略称しています。
原材料の受け入れから製造、出荷まで全ての過程において、製品が「安全」に作られ、「一定の品質」が保たれるようにするための製造工程管理基準のことです。
実際にGMPの品質管理は以下の基準で判断されています。(※一部抜粋)
試験結果が規格からはずれているのに、対応した記録が残っていない。
製品標準書で規定している試験検査の項目と、試験記録の項目とが一致していない。
必要な測定機器の校正が行われていない。定められた頻度を守っていない。
GMPの規格にはいくつか種類があり、工場が審査に通り認定を出す場合と商品自体に認定を出す場合があります。
- GMP認定工場
- GMP認定工場製品
どちらの安全性が高いかというと、GMP認定工場製品です。製品自体に認定されているものは非常に安全性が高いです。
しかし、現段階でGMP認定工場製品の身長サプリは販売されていません。
つまり、身長サプリは「GMP認定工場」で製造されていれば、現状の最高レベルの安全性があると判断します。
もちろん、GMPに準拠していない工場でも安全性が低いわけでありません。しかし、GMP準拠の工場には劣ります。
ただ、大手の製薬会社が開発した身長サプリは例外です。大手はGMP準拠をあえて行っていない、アピールしていない製品もあります。
今後、GMP認定工場製品として販売される商品も出てくるでしょう。その際は改めて商品を調査したいと思います。
2.飲みやすさ
身長サプリは子供が毎日飲むものです。飲みやすさは非常に重要です。
当サイトには日々たくさんの口コミや評判が書き込まれています。その中の多くに見受けられるのが「飲みやすさ」です。
そこで当サイトでは実際に購入してわかった商品の飲みやすさを評価しています。
まず身長サプリにはたくさんの種類(タイプ)があります。
タイプ | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
粉末 | 配合量が多く栄養素豊富 | おいしい&飲みやすい | 手間がかかる |
タブレット | 水なしで飲めて持ち運びしやすい | おいしい&飲みやすい | 栄養素を詰め込みにくい |
グミ | 水なしで飲めて持ち運びしやすい | おいしい&飲みやすい | 手間がかかる |
液体 | 持ち運びしやすい&栄養素豊富 | おいしい&飲みやすい | 価格が高い |
ゼリー | 持ち運びしやすい&栄養素豊富 | おいしい&飲みやすい | 価格が高い |
それぞれ特徴やメリット・デメリットが違います。大きくわけて身長サプリは粉末タイプと、タブレットタイプが多いです。
有名商品はほぼこの2つのタイプに分類できます。
粉末タイプは牛乳や水に溶かしてたりするタイプで、作るのは面倒ですが1回で厚生労働省の推奨量を摂取できるものが多いです。
一方、タブレットタイプは持ち運びが手軽なので外出時でも飲めます。しかし、推奨量を満たす栄養素を配合するのは難しいです。
- 粉末タイプは持ち運びが大変で作るのが面倒
- タブレットは栄養素を全て満たすのは難しい
この2つのデメリットを考えた上で、まずはどのタイプがわが子にあっているのは選びます。
そして次に身長サプリを実際に飲むときの「飲みやすさ」です。項目は以下の4つです。
- ニオイ
- 味
子供は味覚が大人より敏感です。
胎児の2、3ヶ月には、口腔内の構造が完成してきて、味蕾もでき、母親の羊水に含まれるものを味として感じているのではないか?といわれております。乳児期は、甘味に対しては早くから反応し、塩味に関しては1歳から3歳に発達すると言われております。
大人になれば食べれる食品も多くなるのはこのような理由があるからです。だから好き嫌いがあって当然です。それなのに、毎日飲みにくい身長サプリを継続するのは大変です。
ただ、身長サプリは継続することが大事です。薬と違って即効性を求めず、日々不足する栄養素を補うのが目的です。
当サイトでは実際に購入した身長サプリ以外は評価していません。なぜなら飲んで試してみないとわからないからです。
もちろん、購入した方しか書き込めない信頼性の高い口コミサイトや、当サイトへの口コミや評判も参考にしています。それらを総合的に判断した上で採点しています。
3.価格
身長サプリは毎日飲むサプリメントです。薬と違ってそのときの出費だけを考えて購入すべきものではありません。
例えば、6歳から飲み始めた場合、成長期を終えるまで飲んだと仮定すると約10年です。
- 3,000円×12ヶ月×10年=36万円
- 5,000円×12ヶ月×10年=60万円
- 10,000円×12ヶ月×10年=120万円
このように高額な費用がかかってきます。
また、価格が高いからといって「身長が伸びやすい」なんてことは絶対にありません。毎日子供が安心して飲み続けられる価格のサプリを選ぶ必要があります。
目安としては粉末タイプで毎月「4000円以下」、タブレットタイプで毎月「7000円以下」を目安に購入してください。
これ以上になってくると高額なサプリメントの部類に入るのでおすすめできません。
4.口コミ&評判
今は便利な時代になったので、ネット上で実際に購入された方の口コミや評判をすぐ見ることができます。
しかし、その中から本当に実際に買って試したものなのか、それともステマやライバル会社が書き込んだものなのかを判断しなくてはいけません。
ステルスマーケティングとは
いわゆるステルスマーケティングとは,「消費者に宣伝と気づかれないようにされる宣伝行為」を指す。
実際に芸能人がステマをやって以前問題になりました。
以前、業者が飲食店などから報酬をもらって口コミサイトに好意的な記事を書いていた可能性が指摘されたことや、芸能人のブログによる問題が指摘されてから、ネット上では、特にステマに対する評価は厳しくなってきてはいるが、ステマの可能性が疑われる芸能人のブログは、ほかにもまだ存在すると指摘する声もある。
ステマもかなり巧妙になってきているので、見破るのは非常に難しい状況です。
ネット上には様々なサイトがありますが、個人で運営しているブログなどに書かれている口コミはほぼ99%ステマです。
もちろん、購入しないと書けない大手通販サイトにもステマはあります。しかし、個人のサイトよりはよっぽど信頼性が高いと判断できます。
口コミ数も多くなれば本音としてわかる部分も多くなります。当サイトにも口コミページを設けて、実際に購入された方の意見が書き込まれています。
また、SNSにもたくさん投稿があります。芸能人などはSNSを使って情報をアップしている方がほとんどです。
当サイトでは口コミや評判を判断する上で、参考にすべきサイトを限定しています。
ただ、口コミや評判を信用しすぎるのは問題ありです。そのため、当サイトの身長サプリを選ぶ4つのポイントの中で重要性が最も低いと判断し、一番下に口コミの項目をおいています。
冒頭から説明してきた4つの項目を判断し、その上で口コミも参考にしながら身長サプリを選択しましょう。
まとめ
以上、専門家のサプリメントアドバイザーが身長サプリを判断する上で用いる「4つのポイント」になります。
これら4項目を前提に置いた上で、わが子の現在の状況にふさわしい身長サプリを選んでいきます。
もちろん、4項目をすべて個人で調べるのは大変です。原材料や成分を判断する世界基準のナチュラル・メディシンデータベースは年間数万円かかる有料情報サイトです。
身長サプリを選ぶために個人でこれを所有している方はほぼ皆無といっていいでしょう。
そこで、あなたの代わりにサプリメントアドバイザーの資格をもつ私を含め、当サイトの運営局ですべての身長サプリを上記4つの基準を用いてチェックしました。
それぞれご家庭で選ぶ基準は異なります。選択肢が広がるように以下にまとめました。
身長サプリは市販、通販問わず数十種類販売があります。上記ページを見れば、すべての商品の採点が一目瞭然でわかります。
サプリのプロ&編集部が実際に購入して調査した結果なので、これを参考に選んでいただければ良質な身長サプリを見つけることができるでしょう。
もし上記ページでは判断できないと感じられた方は、すべての身長サプリの中から厳選10商品をランキング形式で選びました。
常に評価は更新し、ランキングも変動しています。現時点で最も優秀な身長サプリがわかる、まさに買い物ガイドの決定版です。
どの身長サプリを購入すればいいのか迷っている方は参考にしてください。