バスケをすると身長が伸びる理由とは？選手の平均身長を徹底調査！

バスケットボール選手は身長がみんな高い

バスケットボールの選手は平均身長が普通の人達よりも高いです。なぜバスケットボール選手はみんなこんなにも身長が高いのでしょうか。これには2つのパターンがあります。

一つはもともと身長が高かった為、周囲からバスケットボール選手になることを勧められて、バスケットボールの道に入ったパターンです。

せっかく人よりも身長が高いのなら、それを活かすことができるスポーツであるバスケットボール選手になれば活躍できる可能性が高いからです。

身長が高い理由・その2

もうひとつは、元々身長はそれほど高くなかったけれどバスケットボールに興味を持ってはじめ、続けていたらいつの間にか身長が伸びていたというパターンです。

こうしてバスケットボールを始めたことによって身長が大幅に伸びたというケースは意外に少なくありません。

なぜバスケットボールを始めたことによって身長が伸びたかというと、バスケットボールの動きが身長に影響を与えるからだと考えられます。

骨に縦方向に刺激が加わると身長促進に

バスケットボール選手の平均身長が他のスポーツ種目の選手よりも高い理由は、バスケットボールという競技そのものにあります。まず始めに身長が伸びる要因の一つとして、骨に対して縦の方向に加わる刺激があります。

子供は成長期になると自然と身長も伸びていきますが、子供によって身長の伸びに差が表れる理由は親からの遺伝以外に、この骨に加わる刺激の影響があります。

成長期に骨に対して縦方向へより多くの刺激を与えると、骨の成長と身長を伸ばすことを促せるのです。

縦方向の刺激とは

骨に対して縦方向への刺激とはどういうものかというと、もっともわかりやすいのがジャンプの動きです。ジャンプをすると飛ぶ際に縦の負荷がかかります。

そしてジャンプして着地する際にも再度縦方向の刺激が加わります。つまり、成長期の子供は、ジャンプの動きが身長促進にとても大きな影響を与えるのです。

そして、そのジャンプの動きがとても多いスポーツの一つがバスケットボールです。バスケットボールではシュートしたり相手のシュートをブロックしたりしてジャンプをするシーンがとても多くなります。

バスケットボールは骨端線を刺激する身長促進に最適なスポーツ

身長を伸ばしたいのなら、別にバスケットボール以外にもいろいろな方法があります。しかし、バスケットボールは他のスポーツより身長を伸ばしやすくする種目です。

それは、先ほどご紹介しましたようにバスケットボールの中ではジャンプをすることがとても多く、このジャンプの動きによって骨の縦方向に対しての適度な刺激が加わるからです。

では、なぜバスケットボールでジャンプをして骨に刺激が加わると身長が伸びやすくなるのでしょうか。これは、骨と骨の間にある骨端線というものが関係してきます。

骨端線は骨の端にある部分の事で、身長が伸びるということはつまり骨が伸びるということです。そして、骨のどの部分が伸びるのかというと、この端にある骨端線が主に成長していく事がわかっています。

バスケットボール以外にもジャンプをたくさんするスポーツはバレーボールなどいろいろありますが、そんな中でも特にバスケットボールがおすすめの理由は、ジャンプ以外の部分にもあります。

バスケットボールは全身に対して適度な刺激が加わり、身長を伸ばす為に効果的と言われている骨端線への刺激もしっかりと加わる動きが多いので、バスケットボールをしている方の平均身長は一般的に見て大きいのです。

バスケットの代表メンバーの身長は？

バスケットボールをしていると骨端線へ適度な刺激を与える事ができるので、身長が伸びやすくなるということはわかりました。では、実際にバスケットボールをやっている選手たちの身長はどうでしょうか。

バスケットボールが身長を伸ばしやすいスポーツだとすれば、バスケットボールの代表メンバーとして活躍している選手たちの平均身長は、バスケットボールをしていない人の平均身長と比べると高くなっていることが予想できます。

もちろん身長の伸びには個人差がありますが、それでもバスケットボールをやっていることで通常よりも身長は伸びているはずなので、少なくとも一般の平均身長よりは高くなっているはずです。

U12代表選手(男子)

まずはバスケットボールのU12代表選手(男子)達の身長を見てみましょう。U12代表選手(男子)のなかで一番身長が高い選手は、林映斗選手と清水柊多選手と鈴木楓大選手です。この三選手はまだ小学6年生ですが、すでに身長が172センチあります。

反対に一番身長が低い選手は 髙山鈴選手です。髙山鈴選手は先に紹介した三選手と同じ小学6年生で身長は150センチです。

ちなみにU12代表選手(男子)の平均身長は162.9センチとなっていました。小学6年生の平均身長とU12代表選手(男子)の平均身長は10センチくらい差がありますので、やはりバスケットボールは身長が伸びやすいスポーツとみることができます。

U12代表選手(女子)

次はバスケットボールU12代表選手(女子)の身長を見ていきます。U12代表選手(女子)の中で最も身長が高いのは、鈴木杜和選手で、身長は171センチあります。まだ小学6年生にも関わらず女子で171センチはかなり大きい方と言えるでしょう。

反対にU12代表選手(女子)の選手の中で最も身長が低い選手は、145センチの堀内香凜選手です。U12代表選手(女子)の選手の中で140センチ台の身長なのは堀内香凜選手しかいませんでした。

U12代表選手(女子)の平均身長はというと、160.8センチです。やはりこちらも男子同様に一般的な平均身長と比べてバスケットボールをやっている方が身長は高くなっており、バスケットは身長促進の影響が高いスポーツと見る事ができるでしょう。

日本代表・世界で活躍するバスケット選手の身長は？

バスケットボールをやっていることで身長が伸びやすくなるということは、実際にバスケットボールをやっている選手たちの平均身長を見ることでわかりました。

ここからはさらに、プロスポーツ選手として活躍している日本代表選手や世界で活躍しているバスケットボール選手の身長に注目してみたいと思います。

プロの世界で活躍しているバスケットボール選手は、誰よりもたくさんバスケットボールに時間を費やしているので、やはり一般の方や他のスポーツをしている方々と比べると身長は大きくなることが考えられます。

男性選手「田臥勇太・富樫勇樹・渡邊雄太・八村塁」

男子バスケットボールの選手をピックアップして身長を見ていきます。まず始めは日本スポーツ界、男子バスケットボール界で欠かすことができない存在の田臥勇太選手です。田臥勇太選手は名門能代工高出身で日本人初のNBAプレイヤーにもなりました。

その後は、日本でプロバスケットボール選手として活躍しています。そんな田臥勇太選手はコート上で見ているととても小柄な選手に見えますが、身長は173センチありますので決して身長が小さいということはありません。

富樫勇樹選手

次に千葉ジェッツふなばしに所属している富樫勇樹選手です。富樫勇樹選手は高校時代にアメリカへ留学しており、その後日本でプロとして活躍しています。富樫勇樹の身長は167センチと田臥選手よりも小柄な選手です。

渡邊雄太選手・八村塁選手

渡邊雄太選手は現在海外のバスケットボールチームに所属しています。その身長は206センチで、バスケットボール選手の中でも比較的身長の高い選手です。そしてもう一人海外で活躍しているのが八村塁選手で、身長は204.5センチあります。

この4人の平均身長は187センチあり、かなり個人差はありますが一般的に見て低身長の方はいませんので、やはりバスケットによる影響と考えられます。

海外男性選手

日本人選手の次は外国人のバスケットボール選手の身長をみていきたいと思います。まずはじめは世界的に超有名なスポーツ選手、そしてバスケットボール界ではレジェンド的存在のマイケルジョーダン選手です。

マイケルジョーダンはバスケットボールの神様とも呼ばれていて、その身長は198センチあります。

NBAにはさらに大きな選手がたくさんいるので特別大きくは見えませんが、それでも約2メートルもあるのです。そして何よりマイケルジョーダンは身長に加えてその神がかり的な跳躍力とバスケットセンスがずば抜けていました。

コービーブライアント選手・アレン・アイバーソン選手

すでに引退していますがジョーダンよりも少し若いコービーブライアント選手は、身長が198センチでジョーダンと同じです。コービーブライアントはオールスターでMVPに四度も輝くなど優秀な成績を残しました。

最後にもう一人、マイケルジョーダンと同じシューティングガードとして有名なアレン・アイバーソン選手です。

アレン・アイバーソン選手は身長183センチで、NBAの中ではそれほど大きな選手ではありません。こうしてみるとやはりバスケットは身長が大きくなるスポーツ、平均身長が重要なスポーツです。

女性選手「三谷藍・吉田亜沙美・渡嘉敷来夢」

今度は日本人のプロスポーツ選手として活躍している選手の身長を見て、バスケットボールと身長の関係を考えていきます。最初にご紹介するのは富士通レッドウェーブに所属している三谷藍選手です。

三谷藍選手は花の78年組と呼ばれるとても優秀な選手が生まれた年の中の一人で、身長は182センチと日本人女子の中では大きい方でした。

吉田亜沙美選手

次は現在も現役で活躍している吉田亜沙美選手です。吉田亜沙美選手はJX-ENEOSサンフラワーズに所属していて、姉の吉田沙織選手も同じプロのバスケットボール選手で、父親も東京日産に所属していたバスケットボール選手でした。

そんな吉田亜沙美選手の身長は165センチと決して大きくはなく、ポジションはポイントガードでした。

渡嘉敷来夢選手

最後にご紹介するのは吉田選手と同じJX-ENEOSサンフラワーズ所属に渡嘉敷来夢選手です。渡嘉敷来夢選手はアメリカのシアトルストームにも所属しています。

身長は193センチと女子の中ではかなり大きい方で、男子にも負けない長身です。

この三選手の平均身長は180センチとなりますので、女子の身長としては非常に大きく、バスケットによって身長が大幅に伸びたことがわかります。

バスケットボールは身長が高い方が有利なスポーツ

バスケットボールは身長が高い選手の方がかなり有利になるスポーツです。それは、バスケットボールについて詳しく知らない方でもなんとなくわかっている事実でしょう。

バスケットボールというスポーツは、ボールを相手コートまで運んだらボールへ向かってシュートをしますので、身長が高い方が当然相手からボールを奪われる機会も少なくなります。

シュートも身長が高い方がゴールに近くて入りやすくなりますし、シュートブロックもしやすいのです。

バスケットボールは間違いなく身長がモノを言うスポーツ

バスケットボールというスポーツは、身長がとにかく必要と考えられています。もちろん、身長が必ずしも高くなければならないわけではありません。中には身長が低くても驚異的なジャンプ力を持っていて身長の高い選手に負けないような方もいます。

しかし、それはごくごくまれな例であり、基本的には身長が必要です。例えば日本のバスケットボールが世界でなかなか通用しない原因の一つは、チームの平均身長が圧倒的に他の国のバスケットボール選手と比べて低いということもあります。

どんなに技術やチーム力をアップさせたとしても、最終的に身長の高い選手にはかなわないのです。

【補足】バスケでも特に身長が高い選手

身長の高さが重要となるスポーツであるバスケットボールでは、チームの平均身長が高い事はとても有利です。さらに、チーム内にとびぬけて身長の高い選手がいると、さらにその影響力は大きくなります。

バスケットボール選手の中でも、特に身長が大きい事で知られているのがゲオルゲ･ムレシャン選手です。ゲオルゲ･ムレシャン選手はなんと身長が231センチもあります。

NBAには2メートルを超える選手はたくさんいますが、そんな中でもゲオルゲ･ムレシャン選手の231センチは圧倒的な高さです。

ポジションがガードなら背が低くても問題なし

身長が重要と言われているバスケットボールというスポーツの中で、身長が周囲と比べて低いにも関わらず大活躍している選手はたくさんいます。そんな身長が低くても活躍した選手の一人が、日本の田臥勇太選手です。

田臥勇太選手は、平均身長が180センチを超える日本のバスケットボール界の中で、わずか175センチの身長で戦っていました。さらに、日本人初のNBA選手にもなり、大きな功績を残しています。

なぜ田臥勇太選手がこのように身長が高くないにもかかわらずバスケットで活躍できたかというと、田臥勇太選手のポジションがガードだったからです。

バスケットボールのポジション別男女平均身長

バスケットボールでは、各ポジションによって求められるものが違います。これは身長に関しても言える事です。

もちろん身長が高い方が有利であることには変わりありませんが、ポジションによっては身長が低くても活躍ができるスポーツです。

そこでポジション別の男女の平均身長を見てみます。まず日本の高校生の場合ですが、

• ポイントガード170センチ
• シューティングガード175センチ
• スモールフォワード180センチ
• パワーフォワード180センチ
• センターが185センチ

これに対し日本代表の平均身長はというと、全体の平均身長が男子で191.7センチ、女子で176.7センチあります。

さらに、これがNBAともなると以下になります。

• ポイントガード198センチ
• シューティングガード205センチ
• スモールフォワード208センチ
• パワーフォワード211センチ
• センター216センチ

ハードすぎるトレーニングは骨の成長に逆効果

バスケットボールは身長を伸ばすのに最適なスポーツの一つです。バスケットボール選手の平均身長が高いのは、もともと身長が高い人が集まりやすいという面もありますが、バスケットボールをすることで身長が伸びたという方も少なくありません。

これは、バスケットボールのジャンプなどの動きが、骨端線へ刺激を与えることによって骨の成長を促し、他のスポーツをしていたりスポーツをそもそもしていない人に比べて身長が伸びる傾向があるからです。

バスケットボールのトレーニングを過度に行うことは、身長に対してよい影響を与えるどころか逆効果となってしまう場合もあります。激しい運動は成長期の子供にとっては怪我や故障の原因となる場合があるからです。

身長を伸ばす為にやったバスケットボールが、過度なトレーニングによって骨にも負担がかかりすぎ、正しく身長が伸びなくなることもあるのです。

成長期の子供の骨はまだまだ出来上がっていませんから、負担がかかりすぎてしまうと骨端線が損傷し、本来伸びるべき身長が伸びないということもありますので、適度な運動量にする事を心がけましょう。

練習後のエネルギー不足解消に効果的な子供用サプリ

近年子供の身長の伸びは横ばいか低下しているといわれています。これは、子供の年齢別の平均身長を見ることで分かるでしょう。

このように子供の身長が伸びなくなった理由としては、ひとつが食事などの栄養環境によって伸びてきた身長がピークを迎えているということです。

そしてもう一つ考えられるのが、子供がスポーツをあまりしなくなったからとも言われています。しかし、しっかりとバスケットボールなど身長に良い影響を与えるスポーツをしているにも関わらず、身長が思うように伸びないという現象も起きています。

バスケをしているのに身長が伸びない理由

なぜ、身長が伸びやすいといわれているスポーツのバスケットボールをしているのに、身長がしっかりと伸びないかというと、考えられる原因としてはエネルギー不足や栄養不足が挙げられます。

練習で消耗したエネルギーを食事でしっかり摂取できていれば問題ありませんが、食欲が減退してしまったり量が足りない、バランスが取れていないなどの理由で不足してしまうことがあるのです。

子供の身長を伸ばすにはその為に必要なエネルギーがありますので、それが不足してしまうとせっかく伸びる身長も伸びません。ですから、こうした現象を避ける為には、子供用サプリメントの導入もおすすめなのです。

まとめ

バスケットボールは身長の伸びととても深く関係のあるスポーツです。

バスケットボールが身長の伸びに関係するかというと、バスケットボールではシュートやディフェンスの際にたくさんジャンプをします。このジャンプ行動は骨の端にある骨端線へ程よく刺激を与えてくれます。

身長が伸びる場合にはこの骨と骨の間にある骨端線が刺激を受けて成長しますので、バスケットボールは身長を伸ばすのに最適なスポーツといえるのです。

バスケをするお子さんに子供用サプリがおすすめ

バスケットボールを行うのならやはり身長が高い方が有利となりますので、成長期にバスケットボールをしていればしっかりと身長を伸ばすことができる可能性が高まります。

ただし、そんなバスケットボールでも過度な負荷がかかるようなトレーニングや練習は注意が必要です。

過度な運動によって怪我や故障が発生する危険性があるだけでなく、練習による消耗で成長の使われるべきエネルギーが枯渇してしまう恐れがあります。そういったことがないように、練習後には子供用サプリメントを利用するなどの対策も必要です。