成長期の子供たちにとって、クラブや部活動でスポーツをする事は、それだけで大変好ましいことだと言えます。『子供は外で泥んこになって遊ぶもの』などと言っていたのは昭和の時代のことで、現在は『室内でのお遊び』が定着してきました。
結果、今では10代の子供たちの多くが運動不足のリスクを抱えているのです。そういった心配から、小中高の学校や地域でのスポーツサークルの活動に保護者の方々が自ら援助して子供の参加を勧めてもいます。
そこでスポーツをするにあたって、できれば身長や体格が健やかに育ってほしいと望むのは当然ですよね。そこで今回はスポーツの種類と身長との関係などについて詳しくチェックしていきます。
スポーツは身長差が必ず有利・不利に働くわけではない
オリンピック種目を見ますと、ほとんどの競技がパワーとスピードと高さを活かした選手が活躍しているように思われます。
バレーやバスケを始め、各種陸上競技も格闘技も長身で体格が良い方が有利なケースが多く見られるでしょう。最近では、プロ野球のピッチャーで長身の選手が活躍する場面が増えてきていることもあります。
これは単純に身長が高いことで、体全体の筋肉量も多くなってパワーが増すこと、プレーの角度や動きの範囲を広げるためです。これがメリットとなるスポーツでは長身が有利となるでしょう。
小柄が有利なスポーツもある
長身とは反対にスピードや小回りを利かせた方が良いスポーツもあります。例えば機械体操やフィギュアスケートでは小柄な選手の方が難易度の高い技を繰り出せるとされています。
陸上でもマラソン選手は小柄な方がスタミナ面で有利とも言います。そしてバレーボールでも、いわゆるリベロと言われるレシーバー専門のポジションは、機敏な動きができる小柄な選手が活躍しています。
他にも背の低い選手が有利になるスポーツやポジションはいろいろとあるものです。ですから、背の低い方でも自分の長所を活かしたスポーツを選び、努力をしていくことが大事でしょう。
【種目別】スポーツ選手の平均身長
マスメディアで頻繁に取り上げられていて、しかも一般の人々から注目されているスポーツ競技を見ると、やはり背が高くてスリムな選手の活躍が目立っている様に思えることでしょう。
テニスの全米オープンで見事に優勝を果たした大阪なおみ選手は身長180cmの長身選手で、手足がとても長いモデル体型をしていることでも注目を集めています。またメジャーで活躍しているダルビッシュ選手は、なんと196cmもの長身です。
このように長身選手は有利だとされるスポーツが多い中で、実際にスポーツ競技において身長の高さが有利なのかどうかを、今活躍しているスポーツ選手・アスリートの方々の平均身長を科目別で確かめてみましょう。
「バレーボール」日本代表選手の男女平均身長
現在の全日本男子の選手を見てみますと、背の高い上位3名は、
山内晶太選手 | 204cm |
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高橋健太郎選手 | 202cm |
大竹壱青選手 | 201cm |
そして全男子メンバーの平均身長は189cmです。また、全日本女子の選手のトップ3は、
松本亜弥華選手 | 188cm |
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岩坂名奈選手 | 187cm |
荒木絵里香選手 | 186cm |
そして全女子メンバーの平均身長は176.03cmです。明らかに長身選手がアタッカーとして活躍していることが分かります。また世界を見てみますと、ブラジル代表の男子選手の平均身長は198.6cmで、ロシアはなんと202.8cmと2m越えです。
もちろん女子選手でも2mを超えている選手がいます。ドミニカ共和国のダリア・マリギナ選手が202cm、ロシアのブライエリン・マルティネス選手が201cmと、男子並みの長身で強烈なアタックを打ち込んでいます。
しかし、平均身長以下の選手もしっかりと活躍しています。リベロ選手の場合は、全日本男子で170cm台が3人、女子の場合は166cm以下の選手が3人います。
バレーボールにおける高身長のメリット・デメリット
バレーボールのルールでは、サーブ権が移動する度に守備位置が右回りにスライドしていきます。アタッカーが前衛を守っている時はスパイクやブロックを決めるチャンスが増えるので、長身がメリットとなります。
しかし、ローテーションが進んで後衛に回ればレシーブをしなければなりません。これが長身選手のデメリットになります。反対にリベロが後衛に居る時はレシーブで活躍できますが、前衛に出てしまうとブロックをする必要が生じて、これはデメリットです。
長身でジャンプ力に優れたアタッカーにとって、機敏な動きが要求されるレシーブは難しいもので、特に大きな体が邪魔になって小回りが利きません。
つまりレシーバーには向かないのです。反対にリベロの選手のように身長が低いと、2mを超すアタッカーのスパイクをブロックするのが困難になります。
この様に、長身の選手も背の低い選手も一様に攻守を担当するスポーツですので、必ずしも長身の選手が有利とばかりは言えません。その為にアタッカーが後衛に下がった時に、交代してリベロがプレーをする作戦が採られているわけです。
「バスケットボール」日本代表選手の男女平均身長
現在の全日本男子の代表選手を見てみますと、背の高い上位3名は、
竹内譲次選手 | 207cm |
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太田敦也選手 | 206cm |
竹内公輔選手 | 206cm |
そして全日本男子の平均身長は191.7cmです。また、全日本女子の代表選手のトップ3は、
渡嘉敷来夢選手 | 193cm |
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王新朝喜選手 | 189cm |
間宮佑圭選手 | 184cm |
そして全女子メンバーの平均身長は176.7cmです。
男女ともにポイントゲッターの選手はかなりの長身で、これは先のバレーボール日本代表選手とほぼ同レベルの高さになっています。つまり、現時点で最も背の高いアスリートがバスケやバレーボールの世界に集まってきている証拠だと言えるでしょう。
もちろん世界レベルはこれを遥かに凌駕しています。アメリカのNBA選手には229cmのヤオ・ミン、229cmのショーン・ブラッドリー、231cmのマヌート・ボル、231cmのジョージ・ミュアサンなどが活躍しています。
バスケットボールにおける高身長のメリット・デメリット
先に示した通り、バスケットボール日本代表選手の身長はバレーボール選手と同じように高いです。長身である事のメリットは、ゴールリングまでの距離の短さで、両手でダンクシュートが打てる程長身の選手ばかりがメンバー入りをしています。
またシュートの打点が高いために、ディフェンスの邪魔を避けやすいというメリットもあります。もちろん足の長さも有利に働いて、スライドの大きさで動きの幅が広いこともそうです。
ただし、実力のある代表選手のなかには小柄な人もたくさんいます。あのNBAでのプレー経験がある田伏勇太選手は173cmしかありません。また富樫勇樹選手は167cmです。
長身の選手の小回りの利かないデメリットの隙をついて、素早い立ち回りを見せています。もちろんディフェンスばかりでなく、自らポイントを取るプレーも目立っています。
これは女子バスケで顕著な事例でしょう。日本代表のチームリーダー的存在の吉田亜沙美選手は165cm、町田瑠唯選手も163cmと小柄ですが、戦術の組み立てができるゲームメーカーとして有能です。
いわゆる頭脳プレーに身長差はありません。バスケットでは、身長だけで優劣が決まるわけではないという事になります。
「野球」日本代表選手の男女平均身長
2016年度・野球日本代表「侍ジャパン」の代表選手を見てみますと、背の高い上位4名は、
武田翔太(投手) | 186cm |
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坂本勇人(内野手) | 186cm |
菅野智之(投手) | 185cm |
筒香嘉智(外野手) | 185cm |
そして侍ジャパン男子の平均身長は178.8cmとあります。また、2016年度WBSC女子野球ワールドカップ代表選手のトップ3は、
有坂友理香(捕手) | 179cm |
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川端友紀(内野手) | 170cm |
清水美佑(投手) | 168cm |
そして侍ジャパン女子の平均身長は162.3cmでした。
野球選手の場合、特に身長が高い方が有利ということはありません。ただし、プロ野球選手になる条件として、身長175cm以上を目安としている球団も少なくないとの事です。
入団テストの受験資格に175cm以上を明記しているところもあります。それで180cm以上の選手が集まる傾向が見られています。
野球における高身長のメリット・デメリット
高校野球を見ていますと170cm前後の選手がかなり多く見られますが、プロ球団が意識をしている175cm以上という基準はどんな理由から来ているのでしょうか?これはメジャーリーグの様な、ダイナミックでパワフルな試合をするためかもしれません。
野球の資質としては、全身のバネが優れていて、かつ動体視力と俊敏な反射神経があれば、バッティングでも守備でも良い成績が残せます。ですから、身長が高いからと言って、それだけでは十分な活躍はできないのです。
10mを10秒台で走る170cmの選手がいればピンチランナーとして活躍ができますし、多彩な変化球とコントロールに優れたピッチャーが160cm台だとしても良い成績が達成できるでしょう。
ただし、長身の選手は筋肉量も多く、しかも手足も身長に比例して長くなります。それでパワフルなバッテイングが可能になりますし、守備範囲が広くなるメリットもあります。
またピッチャーなら角度のある直球を投げおろして、威力を倍増させることもできます。このように身長の高い・低いにはそれぞれ特徴があり、他の能力もトータルして初めてプロ野球の厳しい試合で活躍できると言えるでしょう。
「サッカー」日本代表選手の男女平均身長
侍ジャパンの男子代表で各ポジションの長身選手を見ると、
FW | 杉本健勇選手 | 187cm |
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MF | 本田圭祐選手 | 182cm |
DF | 吉田麻也選手 | 189cm |
GK | シュミットダニエル選手 | 197cm |
男子の平均身長は178.8cmです。なでしこジャパンの各ポジションの長身選手は、
FW | 菅沢優理香選手 | 168cm |
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MF | 坂口夢穂選手 | 165cm |
DF | 鮫島彩選手 | 163cm |
GK | 山田恵里奈選手 | 188cm |
女子の平均身長は162.8cmです。ちなみに、2014年ブラジルW杯の32カ国の全選手から統計を取ってみると、
GK | 187.2cm |
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DF | 182.6cm |
MF | 178.2cm |
FW | 179.8cm |
こうしてみますと、ゴールキーパーの平均身長が特に高い傾向にあり、他の選手は180cm前後という結果でした。
サッカーにおける高身長のメリット・デメリット
サッカー選手については、かなり前から長身の選手が多いスポーツでした。特にゴールキーパーは守備範囲の広さを意識する事から、反射スピードに加えて、長身で手足の長い選手が有利とされています。
また、ただ足が速いだけではなく、ゴール前の空中戦で競り勝てるだけの身長もあった方が有利になるでしょう。DFについても、相手に当たり負けしない体格と、防御面積の大きさがポイントで、小さい体よりも大きめな体の方がメリットになります。
とは言いましても、長身だけれど動きが鈍いのでは試合になりません。基本は俊敏な動きにボールのコントロール力、そしてキック力とスタミナがあることです。
パワーとスピードとテクニックをバランスよくキープしている体つきが望まれます。その点で長身の選手はデメリットとなる部分も出てくるのです。
先の平均身長を見ましても、男子では170cm~185cmあたりに身長が集中していて、それ以下の選手でも特別に秀でている能力があれば十分に代表選手として活躍しています。
「水泳」日本代表選手の男女平均身長
近年の競泳で日本代表選手として活躍しているアスリートの平均身長を計算してみますと、男子選手では平均身長が179.67cm、女子選手の平均は164.92cmというデータがあります。
日本人の平均的な身長からすると、かなり背が高い選手が多くなっている傾向を表しているデータだと言えるでしょう。男子日本代表競泳選手のトップ5
塩浦慎理選手 | 188cm |
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小関也朱篤選手 | 187cm |
藤井拓郎選手 | 184cm |
松田丈志選手 | 184cm |
小堀勇氣選手 | 183cm |
女子日本代表競泳選手のトップ5
金藤理絵選手 | 175cm |
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竹村幸選手 | 173cm |
内田美希選手 | 172cm |
五十嵐千尋選手 | 170cm |
鈴木聡美選手 | 168cm |
ちなみに世界レベルで平均身長を見ますと、アメリカやオーストラリアではほぼ190cmと、日本よりも10cm以上長身の選手が揃っています。
水泳における高身長のメリット・デメリット
水泳では身長が高く、手足が長い方が有利だとされています。まず飛び込み時に手を伸ばした長さの分だけ差が付く事になりますし、ターンをする位置も身長の分だけ前で回転ができます。また1回毎のストロークでも差が出ます。
これはオールで船をこぐことを連想すれば分かりやすいでしょう。オールが長ければ一回で進む距離も長くなり、船体が長ければ直進性がアップしてより早く進みます。これは長身であることの主なメリットです。
早く泳ぐための要素は身長が高いと言うだけでは不十分です。オールと船体が長くても、オールをこぐ力が弱ければ意味がありません。つまり肩から腕と足腰の筋肉が強くなければ推進力は上がらないのです。
これは背が低い選手でも努力できる部分でしょう。むしろ回転数が高い小柄な選手は、平泳ぎや背泳ぎで記録を出しやすい傾向があります。過去には、小柄な中学生の岩崎選手がバルセロナオリンピックで平泳ぎ金メダルを獲得しています。
このように種目によっては長身が邪魔になるケースもあり、反対にテクニックや筋肉バランスの良さが大きな武器になることも知っておくと良いでしょう。
「卓球」日本代表選手の男女平均身長
リオ五輪の卓球を参考にしますと、日本選手の平均身長は男子170.3cm、女子154.6cmとなっていて、どちらも日本人の25歳平均身長より低い数字になっています。
世界ランキングに顔を出している選手に張本智和選手がいますが、彼は高校生で身長172cm、体重61kgと平均的なな身長です。またベテランの木造勇人選手も世界ランク65位の人気選手ですが、彼は165cmと小柄なタイプです。
また女子選手をチェックしますと、世界ランキング最高5位を取った実力派・伊藤美誠選手は18歳で身長150cm・体重45kgの小柄な選手です。
最近は身長の高い選手の活躍が目立つ様になりましたが、それでもテクニックやスピードで優れた選手がタイトルをとる場面がみられるスポーツです。
卓球における高身長のメリット・デメリット
2000年になってから公式ボールのサイズが2mm大きくなり、そして素材もセルロイドからプラスチック製が主流になってきました。その為に打球にスピードが出難くなり、よりパワーのある長身選手の活躍が目立ち始めたのは確かです。
またプラスチック製のボールはドライブ向きの軌道をとるために、高い打点から角度のついたショットが打てる長身選手が有利とされていて、手足の長い長身選手は行動範囲の広さも有利に働いています。これらが主なメリットでしょう。
先にも紹介した通りに、世界で活躍しているトッププレーヤーたちには平均身長よりも小柄な方がたくさんいます。それは長身選手のデメリットである動きの鈍さ・反射神経の遅さを突いた攻撃を工夫しているからです。
小回りの利かない相手の裏を付いて、打ちづらいコースに球を持っていくなどの攻撃で勝利している様子が見られます。
つまり、卓球に関しては単に背が高いだけでは勝てない競技だと言えます。スピードや戦略、精神面もトータルして戦うスポーツなのです。
「陸上」日本代表選手の男女平均身長
男子の平均身長は短距離走で178cm、中距離走は174cm、長距離走は170cmというデータがあります。走る距離が長くなるほど平均身長が低くなる傾向があります。
200m | 飯塚翔太選手 | 185cm/80kg |
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100m | 桐生祥秀選手 | 175cm/69kg |
マラソン | 石川末広選手 | 169cm/56kg |
女子の平均身長については詳細なデータは未確認です。
5000m・1万m | 鈴木亜由子選手 | 154cm/39kg |
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5000m | 尾西美咲選手 | 164cm/46kg |
マラソン | 伊藤舞選手 | 156cm/41kg |
女性は総じて平均的か小柄な選手が代表選手に選ばれています。陸上には幅跳びや高跳び、ハンマー投げややり投げなどの種目もあって、競技によっては長身選手が選ばれているケースもあります。
陸上における高身長のメリット・デメリット
やはり短距離ランナーは長身選手が世界記録を塗り替えるケースが多く、カール・ルイス選手が一世を風靡しました。彼の身長は188cmと長身です。最近ではウサイン・ボルト選手がスターになりましたが、彼はもっと長身で195cmもあります。
このように短距離界は、今や身長180cm台が有利とされています。この身長で絞り込まれた筋肉、長い脚を持つ選手はスタート時のダッシュ力から中間の加速力をバランスよく兼ね備えているとされているのです。
最後まで全力疾走を必要とするレースですから、スライドの大きさも長い手も、十分な体重も全て加速度を上げるのに欠かせない条件で、長身選手にはそのメリットがあります。
ただし長距離を走る選手には、その長身や体重がデメリットになります。スタミナの消耗を減らすために、長身は無駄に体重を増やすだけです。
高橋尚子元選手や松野明美選手など、日本代表のマラソン選手は細身で小柄です。この様に種目によって長身がメリットにもデメリットにもなってきます。
成長期に身長をどれだけ伸ばすかが勝負
オリンピックやワールドカップで活躍できるスポーツ選手の身長をチェックしてきましたが、最近はどの種目でも長身の選手が有望視されています。実力のあるスポーツ選手になるためには175cmとか180cmとかをクリアした方が良いでしょう。
そこで、長身になるためには成長期の生活習慣がとても大事になります。特に身長を伸ばすには骨への発育が重要なポイントです。筋肉がいくら成長しても、それ以上に骨が伸びなければ背は伸びていきません。では、骨を育てる方法は何でしょうか。
まず食事です。骨の成分であるカルシウムとマグネシウム、それらミネラルを吸収促進するビタミンC・D・Eの十分な摂取を習慣付けましょう。また細胞分裂を高めないと身長は伸びてくれません。
細胞の素はアルブミンなどのアミノ酸、普段の食事で、魚介類や赤身肉、豆、乳製品から十分にタンパク質を摂るようにしてください。
食事からは難しいのであれば、成長サプリを利用すると良いでしょう。この栄養補給は絶対に欠かせませんのでご注意ください。そして良質な睡眠と適度な運動で、子供はグングンと成長するものです。
スポーツキッズは栄養不足になりがち
小中学生の時からクラブや部活でスポーツに励んでいる子供たちには、栄養不足で成長を阻害してしまっているケースがよく見られます。
まず骨の成分カルシウムやマグネシウムは魚介類や海藻類に豊富ですが、あまり食べなくなっています。また細胞分裂の材料であるアミノ酸やビタミン群は魚や赤身肉、大豆などの豆類や乳製品に豊富ですが、慢性的に不足しているとされています。
成長を阻害する糖・炭水化物の過剰摂取が問題
インスタントやレトルト食品、ファーストフードにコンビニ食、炭酸ジュースやスナック菓子は糖の塊で、かつ食品添加物も驚くほど入っています。これらが代謝を低下させ、免疫も弱らせています。こういった食習慣を改善することが成長への第一歩です。
ただし、いきなり食習慣を改善するのはたいへんな事なので、メニューを見直しながら、成長サプリで栄養不足を防ぎましょう。毎日必要量を飲めば、かなり良い成長サポートになるはずです。
まとめ
スポーツの世界は身長が高い選手に有利な展開を見せています。もちろん小柄な選手が、優れた能力を発揮して素晴らしい成果を発揮しているのも確かで、一概に長身選手が良いという訳ではありません。
ですが、これからプロのスポーツ選手を目指すお子さんたちは、目標身長を定めておくと良いでしょう。それは175cm以上です。このレベルまで背が伸びれば、どのスポーツをするにしても身長上のハンデを感じないで済みます。
最近の日本人男女の平均身長は伸びてきていて、170cmの成人でも普通になっています。男性であればやはり175cmは欲しいと思うでしょう。平均身長をクリアするためにも、成長期のお子さんは食事に十分気を付けてください。
成長期の子供は食事に注意
魚介類・海藻類を積極的に摂りましょう。また、お肉ももっと食べてください。反対に小麦粉などの穀類(白い精製糖類)は今の半分以下に減らし、インスタントやレトルト・冷凍食品はあまり食べない方が良いです。
清涼飲料水やスナック、ファーストフードにコンビニ食も減らしましょう。栄養が足りなければどんなに頑張っても成長はしません。材料が無ければ家が作れないのと同じです。
そこで成長サプリが役に立ちます。今から食習慣を直しつつ、成長サプリを毎日飲んで、たっぷり遊んでたっぷり睡眠を取るようにおすすめします。